令和6年第2回定例会 6月18日 本会議 一般質問
目次
令和6年第2回定例会 6月18日 本会議 一般質問 西田 憲智 議員
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1.財政、財源確保について
4年連続で前年度比増額した当初予算の中で、自主財源確保への進展と今後の考え方について伺う。
(1)市有財産をフル活用し、財源確保のために積極的に努めるべきではないか。
①事業見直し等により休止状態である施設の利活用について
返答者
○議長(中里純人君) 次に、西田憲智議員の発言 を許します。
○2番(西田憲智君) 私は、歳出削減で、この市 の運営をしっかりと持続可能にすることも大事だと 思いますが、自主財源をしっかり確保して、効果的 な事業を展開していくということが大事ということ で、2年前の6月議会の一般質問で、自主財源の確 保に向けた将来の展望について市長にお伺いしまし た。
市長から、洋上風力発電産業の拠点化、IC関連 企業誘致による新産業の創出、デジタル技術導入等 による地元企業との連携により生産性の向上など、 地元企業の稼ぐ体質を強化し、新たな事業や雇用の 創出、民間における再投資を促し、財源の確保につ なげるとの答弁のとおり、長期的な戦略については よく理解はできましたが、まだまだ時間がかかりそ うであります。
併せて、中期、短期的な戦略や取組が急務である と感じます。4年連続で前年度比増額した当初予算の中で、令和6年度当初予算の自主財源比率は 38.9%で、毎年減少傾向にあります。これまで公共 施設の適正化において、公共施設等の総合管理計画 や個別施設計画など、トータルコストの削減は進ん でいますが、今後さらなる経営型の行政運営を進め るに当たり、自主財源確保への進展と今後の考えに ついて、壇上からの質問といたします。
市長から、洋上風力発電産業の拠点化、IC関連 企業誘致による新産業の創出、デジタル技術導入等 による地元企業との連携により生産性の向上など、 地元企業の稼ぐ体質を強化し、新たな事業や雇用の 創出、民間における再投資を促し、財源の確保につ なげるとの答弁のとおり、長期的な戦略については よく理解はできましたが、まだまだ時間がかかりそ うであります。
併せて、中期、短期的な戦略や取組が急務である と感じます。4年連続で前年度比増額した当初予算の中で、令和6年度当初予算の自主財源比率は 38.9%で、毎年減少傾向にあります。これまで公共 施設の適正化において、公共施設等の総合管理計画 や個別施設計画など、トータルコストの削減は進ん でいますが、今後さらなる経営型の行政運営を進め るに当たり、自主財源確保への進展と今後の考えに ついて、壇上からの質問といたします。
西田のりとも
返答者
○市長(中屋謙治君) 西田憲智議員の御質問にお 答えをいたします。
自主財源確保のための短期的な取組についてとい うことであります。
自治体の財政基盤を強化するには、おっしゃると おり、自主財源の確保が重要なことであります。
私は、先の一般質問でも申し上げましたとおり、 まちの強み、魅力を最大限生かし、未来につながる 投資に重点化を図ることが大切だと思っております。
産業振興により民間が収益を上げていくことで、 税収を増やし、官民それぞれ次の投資の機会を生み 出していくことが、長い目で見た自主財源の確保、 このために大切であると考えております。
また、おっしゃいますように、短期的な取組とし て、ふるさと納税の推進、事務事業の見直しにより ます公共施設の有効活用や公有財産の売却など、こ ういうものにも取り組んでいるところであります。
今後も限られた経営資源を効果的に結びつけ、ま ちの強み、魅力を最大限引き出すための新たな施策 の展開をはじめ、持続可能なまちづくりを進めてい くため、様々な観点から自主財源の確保に努めてま いりたいと考えております。
自主財源確保のための短期的な取組についてとい うことであります。
自治体の財政基盤を強化するには、おっしゃると おり、自主財源の確保が重要なことであります。
私は、先の一般質問でも申し上げましたとおり、 まちの強み、魅力を最大限生かし、未来につながる 投資に重点化を図ることが大切だと思っております。
産業振興により民間が収益を上げていくことで、 税収を増やし、官民それぞれ次の投資の機会を生み 出していくことが、長い目で見た自主財源の確保、 このために大切であると考えております。
また、おっしゃいますように、短期的な取組とし て、ふるさと納税の推進、事務事業の見直しにより ます公共施設の有効活用や公有財産の売却など、こ ういうものにも取り組んでいるところであります。
今後も限られた経営資源を効果的に結びつけ、ま ちの強み、魅力を最大限引き出すための新たな施策 の展開をはじめ、持続可能なまちづくりを進めてい くため、様々な観点から自主財源の確保に努めてま いりたいと考えております。
2番(西田憲智君) 今、市長が述べられたとおり、やはりこの自主財源には、長期的な計画や中期、 短期それぞれの施策が必要だと理解をしております。
その中で、決して本市もその取組を怠っていると いうわけではないんですが、一つ一つこだわって、 深掘りしていく必要があると私は感じています。
そこで、市財産をフル活用して財源を確保する四 つの取組について質問を進めさせていただきたいと 思います。
まず、事務事業見直し等による休止状態である施設の利活用であります。
これについては、昨日の先輩議員の一般質問によ って、ある程度の理解はできたので簡潔にお聞きし たいと思います。
先日あったほかにも維持管理費が発生しているス ポーツ系の施設というのが幾つかあります。これら の施設の利活用についてどのように進められるかを お伺いいたします。
その中で、決して本市もその取組を怠っていると いうわけではないんですが、一つ一つこだわって、 深掘りしていく必要があると私は感じています。
そこで、市財産をフル活用して財源を確保する四 つの取組について質問を進めさせていただきたいと 思います。
まず、事務事業見直し等による休止状態である施設の利活用であります。
これについては、昨日の先輩議員の一般質問によ って、ある程度の理解はできたので簡潔にお聞きし たいと思います。
先日あったほかにも維持管理費が発生しているス ポーツ系の施設というのが幾つかあります。これら の施設の利活用についてどのように進められるかを お伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○財政課長(長畑正博君) 休止状態である施設の 利活用についてであります。
学校再編による中学校の統廃合や公共施設の用途 廃止等に伴う公共施設の利活用が課題と認識してい るところであります。
本市におきましては、施設の廃止や休止を決定した場合、速やかに施設を今後どうするのか、用途転用するのか、または民間による跡地活用を模索するのか、もしくは、解体して土地を売却するのかなど、様々な角度から検討協議を行い、方針を決定しているところであります。
第1期建物系個別施設計画において、廃止が決定し、休止している相撲競技場などの施設については、次の方向性が決まり次第、解体し、活用できるものについては、売却や有償貸付けを行うなど、財源確保のために活用したいと考えているところであります。
学校再編による中学校の統廃合や公共施設の用途 廃止等に伴う公共施設の利活用が課題と認識してい るところであります。
本市におきましては、施設の廃止や休止を決定した場合、速やかに施設を今後どうするのか、用途転用するのか、または民間による跡地活用を模索するのか、もしくは、解体して土地を売却するのかなど、様々な角度から検討協議を行い、方針を決定しているところであります。
第1期建物系個別施設計画において、廃止が決定し、休止している相撲競技場などの施設については、次の方向性が決まり次第、解体し、活用できるものについては、売却や有償貸付けを行うなど、財源確保のために活用したいと考えているところであります。
○2番(西田憲智君)今、利活用の大きな、全般的なことは機能も含めて理解できているんですが、いわゆる市民の皆さんは、この施設の利活用ができるという意識がないのではないかと私は感じています。
例えばスポーツ系の施設については、地域のスポーツ少年団等へ情報を公開、提供して、公募によって対応するような、そのような発想というか、考えはないかをまずお伺いいたします。
例えばスポーツ系の施設については、地域のスポーツ少年団等へ情報を公開、提供して、公募によって対応するような、そのような発想というか、考えはないかをまずお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○財政課長(長畑正博君)先ほど答弁の中で相撲場の話もちょっといたしましたが、相撲場については、廃止が決定し、休止しているところであります。
現在、今後の活用方針を検討中であり、決まり次第解体することとしております。
また、串木野弓道場や各運動場については、廃止方針を打ち出しているものの、利用者、地域からの御要望もありまして、現況のまま利用いただいております。そういった状況もありますけれども、財源確保も含め、施設の有効活用を図る観点から検討してまいりたいと考えております。
現在、今後の活用方針を検討中であり、決まり次第解体することとしております。
また、串木野弓道場や各運動場については、廃止方針を打ち出しているものの、利用者、地域からの御要望もありまして、現況のまま利用いただいております。そういった状況もありますけれども、財源確保も含め、施設の有効活用を図る観点から検討してまいりたいと考えております。
○2番(西田憲智君)ぜひ利活用が進むような、そういった市民に情報が共有できるような、そんな仕組みが必要だと感じます。この件につきましては、今後、統廃合の学校跡地の活用も含めて、また、次の機会に取り上げたいと思います。
西田のりとも
②市有地の活用について
○2番(西田憲智君)二つ目に市有地の活用についてであります。
まず、安茶地域に新たな工業団地として2.64ヘクタールの工業用地が造成に向けて進められていますが、市外からの企業進出や新産業の創出の計画など、企業誘致の進捗状況はいかがかをお伺いいたします
まず、安茶地域に新たな工業団地として2.64ヘクタールの工業用地が造成に向けて進められていますが、市外からの企業進出や新産業の創出の計画など、企業誘致の進捗状況はいかがかをお伺いいたします
西田のりとも
返答者
○財政課長(長畑正博君)市では、西薩中核工業団地の分譲率が約98%に達したことから、企業誘致を促進し、さらなる産業振興を図るため、現在、市来湊地区の安茶地域に工業団地を造成することとし、令和8年度中の分譲開始に向け、整備を進めているところであります。
現在は、開発行為許可申請の手続中でありまして、来年度には造成工事に着手する予定としております。
現在は、開発行為許可申請の手続中でありまして、来年度には造成工事に着手する予定としております。
○2番(西田憲智君)まだ申請中で、今後、募集というところは進むのであろうかと思いますが、今、課長から答弁があったように令和8年度には分譲開始という、もう2年ない状況の中で、この安茶地区に地の利のある、地の利を生かせるような企業が誘致してくれることを希望する中で、幅広い募集、PRが必要だと考えていますが、今のところそういった計画はどこまで進んでいて、どういった計画なのかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○副市長(出水喜三彦君)安茶工業団地の進捗状況については、今申し上げたとおりであります。現在、開発申請中ということで、併せてこの設計というものを行っている段階であります。
そこで、その広さ、あるいは形状、こういったものが定まってきた段階においては並行してこういったのが出来上がるという中で、県内、県外を含めて、そのPRをし、誘致活動に並行して取り組んでまいりたいと思っております。
そこで、その広さ、あるいは形状、こういったものが定まってきた段階においては並行してこういったのが出来上がるという中で、県内、県外を含めて、そのPRをし、誘致活動に並行して取り組んでまいりたいと思っております。
○2番(西田憲智君)市内の企業が有効的に活用するというのも一つの手段であると思いますが、市外からの企業誘致や新産業の創出のために、ぜひこの安茶地区の工業団地が活用されることを期待したいと思います。
西田のりとも
○2番(西田憲智君)次に、本市には立地適正化計画がありますが、本市を活性化するために、例えば新たな複合的な大型商業施設や宿泊施設などを誘致することを見据え、地域の住民の皆さんに理解を求めながら、広大な土地を確保するなどの戦略的な、具体的な取組はないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○財政課長(長畑正博君)
現在、御質問のありました商業施設等の誘致が可能な広大な市有地、あるいは、今後、用地取得のための計画について、現在のところは考えていないところであります。
現在、御質問のありました商業施設等の誘致が可能な広大な市有地、あるいは、今後、用地取得のための計画について、現在のところは考えていないところであります。
○2番(西田憲智君)ぜひ本市の活性化のためには、そういった複合施設やいろんな商業施設、企業、もしくは宿泊等々、いろんな課題もあると感じています。
そういった土地がなければ、本市に来る企業もないわけですので、計画的にこういった戦略を立てるような、そんな計画が必要なのではないかと今感じているところでございます。
あえて質問をさせていただいたところです。
また、市有地にはそれぞれ宅地もあれば、いろんな市有地があると思いますが、本市の市有地というのがよく、市民にはよく分からないのが現状です。
そういった土地がなければ、本市に来る企業もないわけですので、計画的にこういった戦略を立てるような、そんな計画が必要なのではないかと今感じているところでございます。
あえて質問をさせていただいたところです。
また、市有地にはそれぞれ宅地もあれば、いろんな市有地があると思いますが、本市の市有地というのがよく、市民にはよく分からないのが現状です。
西田のりとも
返答者
○財政課長(長畑正博君)市有地の案内看板につきましては、現在、主に販売を目的として設置をしているところであります。
販売目的でない、市内に点在している市有地につきましては、現在、主に面積や形状等により、宅地として、利用も売却も困難な土地でありますので、看板は設置していないところであります。
なお、市有地の公開ということでありましたけれども、市有地のうち普通財産につきましては、所管である財政課において管理・運用を行っているところではありますけれども、地目、面積、用途、目的様々であります。このため現時点では公表は考えていないところであります。所管課におきましては、課題を拾い上げ、さらに整理を進めていく必要がある考えております。
販売目的でない、市内に点在している市有地につきましては、現在、主に面積や形状等により、宅地として、利用も売却も困難な土地でありますので、看板は設置していないところであります。
なお、市有地の公開ということでありましたけれども、市有地のうち普通財産につきましては、所管である財政課において管理・運用を行っているところではありますけれども、地目、面積、用途、目的様々であります。このため現時点では公表は考えていないところであります。所管課におきましては、課題を拾い上げ、さらに整理を進めていく必要がある考えております。
○2番(西田憲智君)宅地のみが看板の設置があって、その他については、公開を考えていないという答弁だったと思いますが、宅地のみにとらわれず、例えば、宅地にならないようなところも、現在はキャンプブームや自然体験型のアトラクションの施設など、民間の方々にとっては、いろんなアイデアもあると感じます。
これまで利用価値を見いだせなかった場所が、民間の発想で様々な利活用ができる可能性もあると思います。公開がなければ、そのアイデアも出ないわけですので、ぜひそういった情報の共有が必要と考えます。
そのためには自治体や地域企業、都市部の人をつなぐ合同説明会の機会など、効果的なポータルサイトの運営などについて取り組む必要があると考えますが、そういった情報公開の計画、考えもないでしょうか、お伺いいたします。
これまで利用価値を見いだせなかった場所が、民間の発想で様々な利活用ができる可能性もあると思います。公開がなければ、そのアイデアも出ないわけですので、ぜひそういった情報の共有が必要と考えます。
そのためには自治体や地域企業、都市部の人をつなぐ合同説明会の機会など、効果的なポータルサイトの運営などについて取り組む必要があると考えますが、そういった情報公開の計画、考えもないでしょうか、お伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○副市長(出水喜三彦君)未活用の、未利用のこの財産というものをより活用していただくために、情報提供を積極的にするべきじゃないか、このような御意見かと思います。
先ほど財政課長が申し上げましたとおり、財産には普通財産、行政財産がありますけれども、それぞれにおいて、売れるもの、普通財産で販売できるもの、これは積極的にホームページもですし、住宅メーカーも含めて営業に回っている、このような実態であります。
一方で、その財産の中においても、先ほど申し上げました形状等によって、販売に向かない、活用も非常に困難だ、これがあるのも実態だと思っております。
その財産の状況の全てを共有、公開してというのが効果的かどうかというものを含めて、まずは財産の整理をさせていただければと思います。
先ほど財政課長が申し上げましたとおり、財産には普通財産、行政財産がありますけれども、それぞれにおいて、売れるもの、普通財産で販売できるもの、これは積極的にホームページもですし、住宅メーカーも含めて営業に回っている、このような実態であります。
一方で、その財産の中においても、先ほど申し上げました形状等によって、販売に向かない、活用も非常に困難だ、これがあるのも実態だと思っております。
その財産の状況の全てを共有、公開してというのが効果的かどうかというものを含めて、まずは財産の整理をさせていただければと思います。
○2番(西田憲智君)ぜひ一歩でも進むような、その取組を期待したいと思います。
西田のりとも
③市有林の活用について
○2番(西田憲智君)3番目に、市有林の活用についてであります。
本市には15万立方メートルの立ち木がある中で、年間5万8,000円程度の収入に収まっております。
森林経営計画に沿って進められているとは思いますけれども、貴重な財源として、さらなる活用の考えはないかをお伺いいたします。
本市には15万立方メートルの立ち木がある中で、年間5万8,000円程度の収入に収まっております。
森林経営計画に沿って進められているとは思いますけれども、貴重な財源として、さらなる活用の考えはないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○農政課長(久木田聡君)市有林の活用についてであります。
市有林の面積につきましては、全部で194ヘクタール、また、国有林との分収林面積、こちらが142ヘクタールありまして、そこの材積量、今おっしゃいました約15万立方メートル、こちらの多くが伐採期を迎えているところでございます。
市有林は森林組合と森林経営計画を結んでおりまして、維持管理、それから、伐採を行っているところなんですけれども、長く木材価格が低迷を続けておりまして、伐採しても赤字となる状況が続いていたところでございまして、伐採期を過ぎても、そういった伐採ということを行ってこなかったところでございます。
ここ数年、木材価格が上昇しまして、黒字が若干残るような状況になったことから、令和7年度と令和8年度にかけまして、観音ヶ池近くにあります宇都山分収林27.6ヘクタール、それと、その近くにあります百年の森2ヘクタール、こちらを伐採していく計画でございます。
今後も木材価格の動向に応じて、市有林の伐採と再造林を行って、財源の確保に努めてまいりたいと考えております。
市有林の面積につきましては、全部で194ヘクタール、また、国有林との分収林面積、こちらが142ヘクタールありまして、そこの材積量、今おっしゃいました約15万立方メートル、こちらの多くが伐採期を迎えているところでございます。
市有林は森林組合と森林経営計画を結んでおりまして、維持管理、それから、伐採を行っているところなんですけれども、長く木材価格が低迷を続けておりまして、伐採しても赤字となる状況が続いていたところでございまして、伐採期を過ぎても、そういった伐採ということを行ってこなかったところでございます。
ここ数年、木材価格が上昇しまして、黒字が若干残るような状況になったことから、令和7年度と令和8年度にかけまして、観音ヶ池近くにあります宇都山分収林27.6ヘクタール、それと、その近くにあります百年の森2ヘクタール、こちらを伐採していく計画でございます。
今後も木材価格の動向に応じて、市有林の伐採と再造林を行って、財源の確保に努めてまいりたいと考えております。
○2番(西田憲智君)今、伐期を迎えている市有林ということでありましたけれども、なかなか赤字で大変だったのかもしれませんが、これまでやってきた間伐に代えて、例えばもう伐期の時期を迎えている木を主伐によって切った後に再造林するという考えの変更というのはないのかお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○農政課長(久木田聡君)主伐につきまして、先ほど、計画が7年度、8年度の計画は主伐でございます。今現在計画して、今後していくのは、おおむね主伐が中心になっております。
主伐をいたしますと、基本的にはまた再造林して次の伐採に向けた森林の経営を行っていくということで、続けていくと、こういった形での森林の活用になってまいります。
主伐をいたしますと、基本的にはまた再造林して次の伐採に向けた森林の経営を行っていくということで、続けていくと、こういった形での森林の活用になってまいります。
○2番(西田憲智君)市有林の中にはなかなか手入れが困難な場所もあると思いますし、そういった場所については、そういった主伐をしながら、再造林をしながら、次のまた世代へ引き継ぐということも大事だと思います。
この最後に、今後、今ある森林経営計画があると思いますが、この更新に当たって、今先ほど課長が答弁ありましたように、1者での今計画になっていると思いますが、本市に鹿児島県が認定している意欲と能力のある林業経営体というのが4者あると思いますが、この4者を含めて今後計画をされるということは考えられてないかをお伺いいたします。
この最後に、今後、今ある森林経営計画があると思いますが、この更新に当たって、今先ほど課長が答弁ありましたように、1者での今計画になっていると思いますが、本市に鹿児島県が認定している意欲と能力のある林業経営体というのが4者あると思いますが、この4者を含めて今後計画をされるということは考えられてないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○農政課長(久木田聡君)今ありました市内のほかの林業事業者についての活用についてでございます。
今現在、市有林につきましては、経営計画を森林組合のほうとつくっているという中で、今後、再造林を含めた形で、そういったほかの事業者も含めてできるかできないか、そういったところはまた今後、伐採をした後の次の森林経営計画を結ぶ中で検討していく必要があると考えているところでございます。
今現在、市有林につきましては、経営計画を森林組合のほうとつくっているという中で、今後、再造林を含めた形で、そういったほかの事業者も含めてできるかできないか、そういったところはまた今後、伐採をした後の次の森林経営計画を結ぶ中で検討していく必要があると考えているところでございます。
○2番(西田憲智君)本市の財源確保にはこの市有林というのも非常に有益な財源になると感じております。ぜひそういった専門業者の方々と協力をして、この財源確保に努めていただければと思います。
西田のりとも
④パークゴルフ場の利用料金の見直し、改定について
○2番(西田憲智君)4番目になりますが、本年度約1億3,000万円ぐらいかけてリニューアル工事を行うパークゴルフ場があります。社会的な物価高騰等もあり、利用料金の見直しや改定の時期に来ているのではないかと思いますが、お伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○社会教育課長(榎並哲郎君)パークゴルフ場の利用料金の見直し改定について答弁させていただきます。
現在の利用料金は大人520円、子ども310円で、市内、市外利用者の区別は行っておりません。県内の同施設におきましても、市外利用者の取扱いは同様であり、料金を比較いたしましても、おおむね適正な利用料金ではないかと考えております。
今回のリニューアル工事に伴い、市外利用者の方々の料金を上げた場合には、利用者への混乱が予想されます。
また、料金の安いほかの同施設への流出により利用料金全体としての減収や他市町村への交流人口へも影響があるかと考えております。
リニューアル工事によりまして、施設の魅力や強みを生かした整備を進めることで、よりよい環境で楽しめるようになり、市内、市外を問わず、多くの愛好者に利用していただくことで、利用収入の増加につなげてまいりたいと考えております。
また、先の議員全員協議会でも御報告させていただきましたとおり、ネーミングライツ制度を進めることによりまして、新たに自主財源を確保し、良好な公共サービスを継続的に提供できるものと考えておりますので、このようなことから現在のところ利用料金の見直し及び改定は行わない方針であります。
現在の利用料金は大人520円、子ども310円で、市内、市外利用者の区別は行っておりません。県内の同施設におきましても、市外利用者の取扱いは同様であり、料金を比較いたしましても、おおむね適正な利用料金ではないかと考えております。
今回のリニューアル工事に伴い、市外利用者の方々の料金を上げた場合には、利用者への混乱が予想されます。
また、料金の安いほかの同施設への流出により利用料金全体としての減収や他市町村への交流人口へも影響があるかと考えております。
リニューアル工事によりまして、施設の魅力や強みを生かした整備を進めることで、よりよい環境で楽しめるようになり、市内、市外を問わず、多くの愛好者に利用していただくことで、利用収入の増加につなげてまいりたいと考えております。
また、先の議員全員協議会でも御報告させていただきましたとおり、ネーミングライツ制度を進めることによりまして、新たに自主財源を確保し、良好な公共サービスを継続的に提供できるものと考えておりますので、このようなことから現在のところ利用料金の見直し及び改定は行わない方針であります。
○2番(西田憲智君)今課長から答弁がありましたように今の金額設定も県内で言えば、中間ぐらいの金額設定になっているとは理解しております。
ただ、金額を、利用料を上げれば、市外へ利用者が流出するというような発想ではなくて、例えば、よく民間であるようなポイント制などを導入して、市外の方々から利用意欲というのを高められるような、そんな発想の転換が私は必要なのではないかと思っています。
健康維持増進を目的として、高収入を上げる施設ではないということは理解していますが、継続的に運営していくには確実な収入というのが非常に大事であります。
今回、利用料金の見直しはしないということを今課長からありましたが、さらなる利用促進を図る考えはないか、お伺いいたします。
ただ、金額を、利用料を上げれば、市外へ利用者が流出するというような発想ではなくて、例えば、よく民間であるようなポイント制などを導入して、市外の方々から利用意欲というのを高められるような、そんな発想の転換が私は必要なのではないかと思っています。
健康維持増進を目的として、高収入を上げる施設ではないということは理解していますが、継続的に運営していくには確実な収入というのが非常に大事であります。
今回、利用料金の見直しはしないということを今課長からありましたが、さらなる利用促進を図る考えはないか、お伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○社会教育課長(榎並哲郎君)パークゴルフ場の利用促進についての御質問であったかと思います。
今回のこのパークゴルフ場なんですけれども、利用者の方々からの声をお聞きしますと、本市のパークゴルフ場は、起伏に富んでいるコースで、何度も訪れたくなるコースだと伺っております。利用者の状況等を見たときにも、約8割の方がリピーターという分析結果が出ておりますので、まず、この施設のほうの特色、また、強みを生かした形で利用促進を図りたいと思っております。
また、議員のほうから御提案がありました、ポイント付与というのがあったかと思います。こちらにつきましても、もし付与するとなった場合には、店舗であったり、関係団体機関のほうとの調整が出てくるかと思いますので、この調整をまずさせていただきたいという点と、あとはリニューアル工事に伴いまして、これを機会に利用促進はさらに図っていきたいと思っておりますので、研究を進めていきたいと思っております。
今回のこのパークゴルフ場なんですけれども、利用者の方々からの声をお聞きしますと、本市のパークゴルフ場は、起伏に富んでいるコースで、何度も訪れたくなるコースだと伺っております。利用者の状況等を見たときにも、約8割の方がリピーターという分析結果が出ておりますので、まず、この施設のほうの特色、また、強みを生かした形で利用促進を図りたいと思っております。
また、議員のほうから御提案がありました、ポイント付与というのがあったかと思います。こちらにつきましても、もし付与するとなった場合には、店舗であったり、関係団体機関のほうとの調整が出てくるかと思いますので、この調整をまずさせていただきたいという点と、あとはリニューアル工事に伴いまして、これを機会に利用促進はさらに図っていきたいと思っておりますので、研究を進めていきたいと思っております。
○2番(西田憲智君)この施設は来ていただけたら、かなり人気のある、今課長からありましたように8割ぐらいがリピーターだということですので、新たに新規のそういった利用者をしっかりと周知しながら、利用促進のほうを努めていただければこの利用料金全体も収入も上がっていくと思います。
今回はあえてパークゴルフ場を取り上げましたけれども、市内の施設の全体を見ても、市民、市外の利用者、それぞれに差のある施設もあれば、差のない施設もあるわけです。利用料金の見直しと同時に、利用者へ新たな付加価値を提供して、利用率の向上と経済効果をつなげるチャンスなのではないかと思いますが、この点を推し進める気はございませんか、お伺いいたします。
今回はあえてパークゴルフ場を取り上げましたけれども、市内の施設の全体を見ても、市民、市外の利用者、それぞれに差のある施設もあれば、差のない施設もあるわけです。利用料金の見直しと同時に、利用者へ新たな付加価値を提供して、利用率の向上と経済効果をつなげるチャンスなのではないかと思いますが、この点を推し進める気はございませんか、お伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○財政課長(長畑正博君)本市の公共施設におきましては、市外料金が設定されているもの、区分がないもの等が今現在それぞれございます。
パークゴルフ場や記念館など、本市独自の施設については、市外からも幅広く来ていただき、交流人口拡大を目指すため、同一料金と現在はしているところであります。
現時点におきましては、これまでの経緯を踏まえ、改定は行ってはおりませんけれども、今後、公共施設の使用料につきましては、やはり統一的な根拠、ルールで、整理する必要があるのではないかと考えておりますので、今後、他市の状況も踏まえて、本市の施設利用料について、在り方については、検討していきたいと考えております。
パークゴルフ場や記念館など、本市独自の施設については、市外からも幅広く来ていただき、交流人口拡大を目指すため、同一料金と現在はしているところであります。
現時点におきましては、これまでの経緯を踏まえ、改定は行ってはおりませんけれども、今後、公共施設の使用料につきましては、やはり統一的な根拠、ルールで、整理する必要があるのではないかと考えておりますので、今後、他市の状況も踏まえて、本市の施設利用料について、在り方については、検討していきたいと考えております。
(2)基金運用拡大の取組について、現状と今後の計画を伺う。
○2番(西田憲智君)次に、基金の運用について御質問をしていきたいと思います。
現在の基金については、全体で83億円ぐらいの基金がありますが、そのうち運用ができる基金というのは限られているのは承知しています。
現在の運用の状況と今後の計画についてをお伺いいたします。
現在の基金については、全体で83億円ぐらいの基金がありますが、そのうち運用ができる基金というのは限られているのは承知しています。
現在の運用の状況と今後の計画についてをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○会計課長(萩内祥子君)基金の運用拡大の取組についてであります。
従来基金については、その安全性を重視する観点から、定期預金による運用のみを行ってきました。しかし、長らく続くデフレの脱却のため、日銀が2016年にマイナス金利政策等を導入したことに伴い、市中金融機関の経営環境悪化により、期間1年の定期預金でも、長らく0.002%の状態が続いてきました。そのことから、令和4年度に初めて、比較的安全性の高いとされる円建ての外国金融機関の社債4億円での運用をスタートしたところであります。
昨年度は日銀総裁の交代後、国内経済においても金利上昇傾向になってきたことから、日本国債、電力債を各1億円、今年度も電力債1億円を購入したところであります。
本年3月にはマイナス金利政策等も解除、撤廃され、夏以降の日銀金融政策決定会合で、さらなる金融政策の修正も予想されていることから、今後しばらくは金利上昇が続くものと考えており、今年度さらなる債券購入を予定しています。
本市の場合、特定目的基金以外の財政調整基金及び市債管理基金での運用を基本に考えており、この合計がおおむね40億円から50億円であることから、推移していること及び今後の資金需要を考えますと、おおむねその30%に当たる12億円から13億円程度、償還期限10年以内を債券運用の一つのめどとしているところであります。
従来基金については、その安全性を重視する観点から、定期預金による運用のみを行ってきました。しかし、長らく続くデフレの脱却のため、日銀が2016年にマイナス金利政策等を導入したことに伴い、市中金融機関の経営環境悪化により、期間1年の定期預金でも、長らく0.002%の状態が続いてきました。そのことから、令和4年度に初めて、比較的安全性の高いとされる円建ての外国金融機関の社債4億円での運用をスタートしたところであります。
昨年度は日銀総裁の交代後、国内経済においても金利上昇傾向になってきたことから、日本国債、電力債を各1億円、今年度も電力債1億円を購入したところであります。
本年3月にはマイナス金利政策等も解除、撤廃され、夏以降の日銀金融政策決定会合で、さらなる金融政策の修正も予想されていることから、今後しばらくは金利上昇が続くものと考えており、今年度さらなる債券購入を予定しています。
本市の場合、特定目的基金以外の財政調整基金及び市債管理基金での運用を基本に考えており、この合計がおおむね40億円から50億円であることから、推移していること及び今後の資金需要を考えますと、おおむねその30%に当たる12億円から13億円程度、償還期限10年以内を債券運用の一つのめどとしているところであります。
○2番(西田憲智君)定期預金の大変低い金利の中からこの基金運用というのを令和4年度が進められていると思いますが、今お聞きすると、4億円でスタートして、今合計6億円ぐらいが基金運用されているということでよかったんですかね。
7億円ですね。実際は12億円までを約40億円から50億円に対する30%で12億円の基金運用というのを計画されているようですが、今、12億円分の7億円ということで、まだ基金を運用できる枠があるわけですが、これまでいろんな形で基金を運用されていると思いますが、これまでいろんな質問のたびに、この基金運用については、年次的に行うということで回答をもらっています。この満期の期間をずらすという目的かもしれませんが、例えば3年、5年、10年というスパンの枠で分散して、満期が重複しないように運用できると思いますし、また、満期になった際は再投資というのも視野に入れた計画というのはできないのかというところをお伺いしたいと思います。
7億円ですね。実際は12億円までを約40億円から50億円に対する30%で12億円の基金運用というのを計画されているようですが、今、12億円分の7億円ということで、まだ基金を運用できる枠があるわけですが、これまでいろんな形で基金を運用されていると思いますが、これまでいろんな質問のたびに、この基金運用については、年次的に行うということで回答をもらっています。この満期の期間をずらすという目的かもしれませんが、例えば3年、5年、10年というスパンの枠で分散して、満期が重複しないように運用できると思いますし、また、満期になった際は再投資というのも視野に入れた計画というのはできないのかというところをお伺いしたいと思います。
西田のりとも
返答者
○会計課長(萩内祥子君)基金の性質上、特定目的基金については、個別の目的を定めて設置したものであることから、資金の個別需要が発生することも想定し、債券運用の対象を年度間の財源調整機能のために設けた財政調整基金及び地方債の償還を目的に行うために設けた市債管理基金の範囲内で行うこととしております。
また、現在市場に流通している債権の多くが先ほど申しましたマイナス金利政策下で発行されたものであるため、表面利回りが相対的に低い上に、将来の資金需要を考えますと、償還日の分散も必要なことを考え、残り5億円から6億円を一気に債券運用に振り向けることも考えていないところであります。
また、現在市場に流通している債権の多くが先ほど申しましたマイナス金利政策下で発行されたものであるため、表面利回りが相対的に低い上に、将来の資金需要を考えますと、償還日の分散も必要なことを考え、残り5億円から6億円を一気に債券運用に振り向けることも考えていないところであります。
○2番(西田憲智君)今課長から説明がありましたけれども、まさに現在は日経平均株価の上昇であったり、10年物国債の利回りが上昇するなど、このタイミングが大変好機なのではないかと感じています。
この基金運用については、市民の負担なく、自主財源を確保できるわけなんです。残り枠として約5億円ぐらいあると思いますが、ぜひ積極的な運用を期待したいと思いますが、いかがでしょう。
この基金運用については、市民の負担なく、自主財源を確保できるわけなんです。残り枠として約5億円ぐらいあると思いますが、ぜひ積極的な運用を期待したいと思いますが、いかがでしょう。
西田のりとも
返答者
○副市長(出水喜三彦君)この資金運用については、先ほど上限額12億円ということで、現在7億円ということで申し上げました。
議員のほうが3年、5年、10年というお話もありまして、さらには満期が来たら再投資というお話がございましたが、私どもとしましては、それを基本に今行っているところであります。
空いた満期が重ならないようにすること、これをラダー型運用といいますけれども、そこに満期が到来するものを当てはめて、探しているところでありますので、それが今上昇局面というのもありまして、今買うのがいいのか、その時期をもう少し待つのがいいのか、こういうことを判断しながら行っているのが、年次的にということですので、基本的な考え方は積極的に運用する、この考え方の下で行っております。
議員のほうが3年、5年、10年というお話もありまして、さらには満期が来たら再投資というお話がございましたが、私どもとしましては、それを基本に今行っているところであります。
空いた満期が重ならないようにすること、これをラダー型運用といいますけれども、そこに満期が到来するものを当てはめて、探しているところでありますので、それが今上昇局面というのもありまして、今買うのがいいのか、その時期をもう少し待つのがいいのか、こういうことを判断しながら行っているのが、年次的にということですので、基本的な考え方は積極的に運用する、この考え方の下で行っております。
(3)ふるさと納税寄附金の更なる拡充について伺う。
①企業版ふるさと納税について
○2番(西田憲智君)次に、移ります。
ふるさと納税基金についてでございます。
本市は年間16億円程度の寄附金を頂いて、大変取組が素晴らしいと思います。担当者の努力に敬意を表するところであるんですが、今回は違った視点で、さらなる寄附額を上げるために、2点を質問させていただきたいと思います。
まず、ふるさと納税の取組を強化する考えはないかをお伺いいたします。
ふるさと納税基金についてでございます。
本市は年間16億円程度の寄附金を頂いて、大変取組が素晴らしいと思います。担当者の努力に敬意を表するところであるんですが、今回は違った視点で、さらなる寄附額を上げるために、2点を質問させていただきたいと思います。
まず、ふるさと納税の取組を強化する考えはないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○シティセールス課長(長﨑崇君)ふるさと納税についてでございますけれども、令和5度につきましても18億円ということで、貴重な御寄附を頂いているところでございます。
一般のふるさと納税につきましては、やはり本市の返礼品というのがやはり一番キーになるかなと思っております。この返礼品をいかに寄附者の心に刺さるような返礼品というのをつくっていくかということが一番大切かなと思っておりますので、そういうパートナー企業等を回りながら、そういう新しいものについてチャレンジできないかということを進めているところでございます。
一般のふるさと納税につきましては、やはり本市の返礼品というのがやはり一番キーになるかなと思っております。この返礼品をいかに寄附者の心に刺さるような返礼品というのをつくっていくかということが一番大切かなと思っておりますので、そういうパートナー企業等を回りながら、そういう新しいものについてチャレンジできないかということを進めているところでございます。
○2番(西田憲智君)今課長の答弁からありましたようにふるさと納税の返礼品については、パートナー企業等を積極的に進められているのは承知しております。
その中で、なかなかこの企業版のふるさと納税というのが伸び悩んでいるのではないかなということを感じるわけです。本市にも魅力的な事業はいっぱいあります。いろんな市外の企業の皆さんにこの目的を理解していただいて、寄附を頂ける機会は大いにあると理解しています。
このような取組を強化する考えはないかを改めてお伺いいたします。
その中で、なかなかこの企業版のふるさと納税というのが伸び悩んでいるのではないかなということを感じるわけです。本市にも魅力的な事業はいっぱいあります。いろんな市外の企業の皆さんにこの目的を理解していただいて、寄附を頂ける機会は大いにあると理解しています。
このような取組を強化する考えはないかを改めてお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○企画政策課長(山﨑達治君)企業版ふるさと納税についてであります。
これまでの実績といたしまして、令和2年度から令和5年度まで、5社から180万円の寄附を頂いており、国内外販路開拓支援事業など三つの事業に充当しております。
議員仰せのとおり、企業版ふるさと納税は企業に賛同していただける魅力ある事業と効果的なPRが重要だと考えております。
こうしたことから、今年度は個人のふるさと納税と同様に、有料の仲介事業者によるマッチングサービスを活用し、企業へのアプローチを増やしていきたいと考えております。
併せて、効果的なチラシを作成し、積極的にPRしていくこととしております。
また、企業に対するトップセールスや事業の丁寧な説明を行い、本市の企業版ふるさと納税をしていただけるように取り組んでまいりたいと考えております。
これまでの実績といたしまして、令和2年度から令和5年度まで、5社から180万円の寄附を頂いており、国内外販路開拓支援事業など三つの事業に充当しております。
議員仰せのとおり、企業版ふるさと納税は企業に賛同していただける魅力ある事業と効果的なPRが重要だと考えております。
こうしたことから、今年度は個人のふるさと納税と同様に、有料の仲介事業者によるマッチングサービスを活用し、企業へのアプローチを増やしていきたいと考えております。
併せて、効果的なチラシを作成し、積極的にPRしていくこととしております。
また、企業に対するトップセールスや事業の丁寧な説明を行い、本市の企業版ふるさと納税をしていただけるように取り組んでまいりたいと考えております。
○2番(西田憲智君)本市には事業の一つとしてこれまで、2040年を考える会として三つの大きな事業も提案されて、今あると思います。そういったものを形に、一つずつしていくには、こういった企業版ふるさと納税を使って事業者の皆さんに理解をしていただきながら、一緒になってこの町のまちづくりを進めていくという発想が必要というところと、先ほど課長からもありましたように、これはPR、セールスなくして、この理解、協力を得られることではないと思います。ぜひここについては、具体的に、専門的にいろんなアプローチやセールスをしていく必要があると思いますので、ぜひ力を入れていただきたいと思います。
西田のりとも
②ガバメントクラウドファンディング等の取組について
○2番(西田憲智君)この2番目についても同じ関連ですので、先に進めたいと思います。
本年度はガバメントクラウドファンディングというのがなかなか進んでいない現状にある中で、この寄附についても大変重要な財源確保になると思いますが、このガバメントクラウドファンディングを取り組むお考えはないかをお伺いいたします。
本年度はガバメントクラウドファンディングというのがなかなか進んでいない現状にある中で、この寄附についても大変重要な財源確保になると思いますが、このガバメントクラウドファンディングを取り組むお考えはないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○シティセールス課長(長﨑崇君)ガバメントクラウドファンディングの取組についてであります。
自主財源の確保策としてガバメントクラウドファンディングは手段の一つとなり得ると考えております。このガバメントクラウドファンディングは、市が実施する事業に対し、目標額を立てて、寄附を募るものでありますけれども、実現される内容に寄附者からの共感が得られるかというのが非常に重要になってくると考えております。
今年度は、冠岳登山道整備及び地域猫活動に対するガバメントクラウドファンディングに取り組む予定としております。
冠岳登山道整備では、当該整備を目的として、来年2月開催予定の冠岳トレイルランニング大会をコンテンツにしたガバメントクラウドファンディングに取り組んでおります。
内容としては、ふるさと納税ポータルサイトのふるさとチョイスと、登山専用アプリ運営会社のヤマップの2者と連携し、登山愛好家らに共感を得られる自然特化型のガバメントクラウドファンディングを8月開始予定として具体的に進めているところでございます。
今後も寄附者に対して共感を得られる事業については、積極的にガバメントクラウドファンディングを活用してまいりたいと考えております。
自主財源の確保策としてガバメントクラウドファンディングは手段の一つとなり得ると考えております。このガバメントクラウドファンディングは、市が実施する事業に対し、目標額を立てて、寄附を募るものでありますけれども、実現される内容に寄附者からの共感が得られるかというのが非常に重要になってくると考えております。
今年度は、冠岳登山道整備及び地域猫活動に対するガバメントクラウドファンディングに取り組む予定としております。
冠岳登山道整備では、当該整備を目的として、来年2月開催予定の冠岳トレイルランニング大会をコンテンツにしたガバメントクラウドファンディングに取り組んでおります。
内容としては、ふるさと納税ポータルサイトのふるさとチョイスと、登山専用アプリ運営会社のヤマップの2者と連携し、登山愛好家らに共感を得られる自然特化型のガバメントクラウドファンディングを8月開始予定として具体的に進めているところでございます。
今後も寄附者に対して共感を得られる事業については、積極的にガバメントクラウドファンディングを活用してまいりたいと考えております。
(4)新たな公共施設の広告事業の展開について伺う。
○2番(西田憲智君)次に、公共施設の広報の事業の展開についてお伺いします。
先の全協でも説明がありましたが、本市も五つの施設でネーミングライツ、いわゆる命名権ということがスタートします。現在はスポーツレクリエーション施設のみが対象となっていますが、その他の文化施設等様々ありますが、さらなる施設の拡大の計画はないかをお伺いいたします。
先の全協でも説明がありましたが、本市も五つの施設でネーミングライツ、いわゆる命名権ということがスタートします。現在はスポーツレクリエーション施設のみが対象となっていますが、その他の文化施設等様々ありますが、さらなる施設の拡大の計画はないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○財政課長(長畑正博君)ネーミングライツについてであります。
民間企業等の広告機会を拡大するとともに、施設の魅力向上及び維持管理費の削減、良好な公共サービスの継続的な提供を図るため、総合体育館、多目的グラウンド、庭球場やパークゴルフ場など、五つのスポーツ施設について、今月からネーミングライツパートナーの募集を始めたところであります。
これら5施設以外の公共施設等につきましては、今回の応募状況や他市の運用状況等も見極めながら導入を検討してまいりたいと考えております。
民間企業等の広告機会を拡大するとともに、施設の魅力向上及び維持管理費の削減、良好な公共サービスの継続的な提供を図るため、総合体育館、多目的グラウンド、庭球場やパークゴルフ場など、五つのスポーツ施設について、今月からネーミングライツパートナーの募集を始めたところであります。
これら5施設以外の公共施設等につきましては、今回の応募状況や他市の運用状況等も見極めながら導入を検討してまいりたいと考えております。
○2番(西田憲智君)今回は五つですけれど、今後、見極めていくということでありますが、この効果がある、なしももちろん大事かもしれませんがこの枠を行政で縮小しては、大変もったいないと思います。それぞれ協力したい企業や団体側もありますし、そこの折り合いを見ながら、一緒に協働してこのまちづくりを進めるという観点では、このネーミングライツという手段を使って、一緒に進めていくことが重要だと考えております。
また、現在本市にはホームページが開設されていて、バナー広告の掲載枠がございます。8枠あると思いますが、現在の掲載はございません。このように作成、いわゆる新設して終わりではなくて、この新設したものをどのように活用して、推進していくかということが今後も重要だと思いますので、この新たなネーミングライツも含めて、活用していければと期待をしております。
また、現在本市にはホームページが開設されていて、バナー広告の掲載枠がございます。8枠あると思いますが、現在の掲載はございません。このように作成、いわゆる新設して終わりではなくて、この新設したものをどのように活用して、推進していくかということが今後も重要だと思いますので、この新たなネーミングライツも含めて、活用していければと期待をしております。
西田のりとも
(5)新たな手法による地域振興券事業(商品券事業)の取組について伺う。
○2番(西田憲智君)5番目に自主財源確保もすぐに効果が出る取組ではなくて、持続的に効果を上げられる地域振興策の推進が必要だと感じています。
デジタル化の進展によりこれまで紙でのプレミアム商品券などの発行で効果を上げてきたと思いますが、現在はデジタル化の進展により、少ない経費で、大きな効果が得られるような電子版地域振興券を活用することが可能となっております。
今もなお物価高騰などで苦慮している本市の企業を応援しながら、企業の発展、さらに地域の活性化につながる新たな手法による地域振興券事業について取り組むお考えはないかをお伺いいたします。
デジタル化の進展によりこれまで紙でのプレミアム商品券などの発行で効果を上げてきたと思いますが、現在はデジタル化の進展により、少ない経費で、大きな効果が得られるような電子版地域振興券を活用することが可能となっております。
今もなお物価高騰などで苦慮している本市の企業を応援しながら、企業の発展、さらに地域の活性化につながる新たな手法による地域振興券事業について取り組むお考えはないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○水産商工課長(福山昌浩君)電子版商品券の事業展開についてでございます。
令和2年度より実施してきました商品券事業につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少し、経営に苦慮している市内事業所の事業継続、経営安定を支援することを目的とし、実施してまいりました。
商品券事業を実施するに当たっては、市民全員が使いやすい商品券として、これまで紙の商品券を発行してまいりました。しかしながら、一方では、事務経費として、商品券の印刷費や換金作業等においての経費負担、事務の煩雑さ等の課題もあり、事業の電子化の研究、検討が必要であると考えております。今後は商品券事業に関わらず、市行政サービスや各種事業のデジタル化が必要と考えておりますので、商品券事業のデジタル化や地域通貨ペイ事業等の他市の事例を参考にしながら、本市におけるデジタル化の目的や方向性について、市関係課で調査・研究を行ってまいります。
また、併せて関係団体とも協議してまいりたいと考えております。
令和2年度より実施してきました商品券事業につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少し、経営に苦慮している市内事業所の事業継続、経営安定を支援することを目的とし、実施してまいりました。
商品券事業を実施するに当たっては、市民全員が使いやすい商品券として、これまで紙の商品券を発行してまいりました。しかしながら、一方では、事務経費として、商品券の印刷費や換金作業等においての経費負担、事務の煩雑さ等の課題もあり、事業の電子化の研究、検討が必要であると考えております。今後は商品券事業に関わらず、市行政サービスや各種事業のデジタル化が必要と考えておりますので、商品券事業のデジタル化や地域通貨ペイ事業等の他市の事例を参考にしながら、本市におけるデジタル化の目的や方向性について、市関係課で調査・研究を行ってまいります。
また、併せて関係団体とも協議してまいりたいと考えております。
2.子育て支援策の拡充について
地域と協働した選ばれるまちの子育て支援策について
(1)育児支援制度(イクボス企業応援)の拡充について伺う。
○2番(西田憲智君)2番目に子育て支援について2点お伺いします。
本年度、鹿児島県は、育児と仕事の両立を推進する企業、「かごしま「働き方改革プラス共働き・共育て」推進企業」を認定する制度を創設して、これまでの制度の見直しをいたしました。
そこで、本市も市長のリーダーシップの下、イクボス宣言が宣言され、育児支援制度がスタートして2年が経過しましたが、本事業をどのように検証・評価されているかをお伺いいたします。
本年度、鹿児島県は、育児と仕事の両立を推進する企業、「かごしま「働き方改革プラス共働き・共育て」推進企業」を認定する制度を創設して、これまでの制度の見直しをいたしました。
そこで、本市も市長のリーダーシップの下、イクボス宣言が宣言され、育児支援制度がスタートして2年が経過しましたが、本事業をどのように検証・評価されているかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○子どもみらい課長(久徳和久君)イクボス企業応援助成金の取組実績等について申し上げます。
本事業は令和5年度からの実施事業であります。令和5年度の取組としましては、助成制度について、市の広報紙、ホームページへの掲載、また、市内企業に対しまして、助成金の制度概要のお知らせ及び市ホームページでイクボス宣言企業を紹介するための宣言書の提供依頼について個別にお知らせを通知し、周知、広報に努めたところであります。
実績としましては、応援助成金の申請件数は6件で、合計75万円の助成でありました。
なお、本助成制度の要件でありますイクボス宣言については、宣言書の提供があった市内企業が新たに9社で、現在11社となっている状況でございます。
本事業は令和5年度からの実施事業であります。令和5年度の取組としましては、助成制度について、市の広報紙、ホームページへの掲載、また、市内企業に対しまして、助成金の制度概要のお知らせ及び市ホームページでイクボス宣言企業を紹介するための宣言書の提供依頼について個別にお知らせを通知し、周知、広報に努めたところであります。
実績としましては、応援助成金の申請件数は6件で、合計75万円の助成でありました。
なお、本助成制度の要件でありますイクボス宣言については、宣言書の提供があった市内企業が新たに9社で、現在11社となっている状況でございます。
○2番(西田憲智君)今、課長のほうから説明ありましたように、これを推進していくために様々な広報をされていると思いますが、現在の登録事業者は11社、これを多いと見るか、少ないと見るかなのかもしれませんが、とにかく、男性の育児参画と女性の活躍を推進して、安定した雇用を創出するために、まずは共に事業を推進するパートナー企業の拡充が必要だと思いますが、今後の目標や周知について改めてお伺いしたいと思います。
西田のりとも
返答者
○子どもみらい課長(久徳和久君)本事業の目標等についてであります。
本市では、安心して子どもを産み、育てられる子育てしやすいまちづくりを進めるに当たり、家事、育児、介護などに関する男女の性別役割分業意識の解消を目指して、まずは事業者としての市役所が率先して、男性職員の育児休業取得に取り組むことで、地域においても、イクボス精神が広がり、子育てしやすいまちづくりにつながることを期待し、令和4年5月にイクボス宣言をいたしました。
本事業開始前はイクボス宣言をされていた企業は2社でありましたが、現在は11社と増加しており、職場で共に働く従業者がワーク・ライフ・バランス、仕事と生活の調和を考え、応援する事業主が増えてきている状況であると考えております。
本助成制度は、男性の育児参加の促進と女性の活躍を推進し、安定した雇用を創出すること、男性が子の出産直後に、家事、育児に関わり、その後の家事、育児分担につなげることで、働きながら夫婦で子育てしていける環境にするため、男女問わず、ワーク・ライフ・バランスの取れた働き方ができる、子育て世帯が働きやすい職場環境が醸成されること、そのきっかけづくりとして、それに取り組む中小企業が少しでも増えていくことを目標としているところでございます。
今後も制度の広報等について、周知を図ってまいりたいと考えているところでございます。
本市では、安心して子どもを産み、育てられる子育てしやすいまちづくりを進めるに当たり、家事、育児、介護などに関する男女の性別役割分業意識の解消を目指して、まずは事業者としての市役所が率先して、男性職員の育児休業取得に取り組むことで、地域においても、イクボス精神が広がり、子育てしやすいまちづくりにつながることを期待し、令和4年5月にイクボス宣言をいたしました。
本事業開始前はイクボス宣言をされていた企業は2社でありましたが、現在は11社と増加しており、職場で共に働く従業者がワーク・ライフ・バランス、仕事と生活の調和を考え、応援する事業主が増えてきている状況であると考えております。
本助成制度は、男性の育児参加の促進と女性の活躍を推進し、安定した雇用を創出すること、男性が子の出産直後に、家事、育児に関わり、その後の家事、育児分担につなげることで、働きながら夫婦で子育てしていける環境にするため、男女問わず、ワーク・ライフ・バランスの取れた働き方ができる、子育て世帯が働きやすい職場環境が醸成されること、そのきっかけづくりとして、それに取り組む中小企業が少しでも増えていくことを目標としているところでございます。
今後も制度の広報等について、周知を図ってまいりたいと考えているところでございます。
○2番(西田憲智君)今課長が言われたことがまさにそうなのかもしれませんが、その周知が届いていないのか、理解が深まっていないのかよく分かりませんが、イクボス宣言企業が11社という現状になっているというここに、やはり制度が進んでいかない要因があるのかなと理解をしております。
そのほかにも、例えば今、制度的に、育児休業制度というのをこの助成金の対象で取り組んでいますが、原則1歳を迎える前の日までが限定的な対象者ということになっております。その後も子育ては続くわけなんですが、市独自でこの制度にとらわれない、市独自の制度の枠組みというのを設けて、年齢にとらわれない独自の取組を見直す考えはないかをお伺いいたします。
そのほかにも、例えば今、制度的に、育児休業制度というのをこの助成金の対象で取り組んでいますが、原則1歳を迎える前の日までが限定的な対象者ということになっております。その後も子育ては続くわけなんですが、市独自でこの制度にとらわれない、市独自の制度の枠組みというのを設けて、年齢にとらわれない独自の取組を見直す考えはないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○子どもみらい課長(久徳和久君)市独自の枠組みでの制度の見直しについてであります。
本制度は、男性の育児参加の促進と女性の活躍を推進し、安定した雇用を創出することを狙いとしており、子育て世帯が働きやすい職場環境が醸成されること、そのきっかけづくりとして、それらに取り組む中小企業を応援するものであります。
そのようなことから、現時点におきましては、まずは本人からの申出があった場合に、条件を満たせば取得することができる国の育児休業制度の対象年齢である1歳未満までにおいて、男性の取得が進んでいくことが第一と考えているため、本助成制度及び助成要件であるイクボス宣言の趣旨などについて、今後も広報周知を行い、子育て世帯が働きやすい職場環境づくりの促進に努めてまいりたいと考えております。
本制度は、男性の育児参加の促進と女性の活躍を推進し、安定した雇用を創出することを狙いとしており、子育て世帯が働きやすい職場環境が醸成されること、そのきっかけづくりとして、それらに取り組む中小企業を応援するものであります。
そのようなことから、現時点におきましては、まずは本人からの申出があった場合に、条件を満たせば取得することができる国の育児休業制度の対象年齢である1歳未満までにおいて、男性の取得が進んでいくことが第一と考えているため、本助成制度及び助成要件であるイクボス宣言の趣旨などについて、今後も広報周知を行い、子育て世帯が働きやすい職場環境づくりの促進に努めてまいりたいと考えております。
○2番(西田憲智君)本市事業者に働く対象者というのは1歳未満だと本当に限られていると思うんです。そういったことも含めてこの事業が進んでいかないと理解をしております。
ぜひ、この今の枠組みも含めて、改めて本市独自の枠組みによって、せっかく市長がリーダーシップを持って宣言されたこの子育て支援の、この施策を一歩でも前に進められるような、そんな取組が必要だと感じております。
ぜひ、この今の枠組みも含めて、改めて本市独自の枠組みによって、せっかく市長がリーダーシップを持って宣言されたこの子育て支援の、この施策を一歩でも前に進められるような、そんな取組が必要だと感じております。
西田のりとも
(2)新たな取組として、「赤ちゃん駅」の導入について伺う。
○2番(西田憲智君)最後の質問に移りたいと思います。
新たな取組として、赤ちゃんの駅の導入についてであります。
現在本市でも授乳やおむつ替えのできる場所というのは備わっております。公共施設や市内事業所、また、大規模なイベントでは実態があります。しかし、利用者からは実態が把握しづらい現状にあります。市内の公共施設などにのぼりやステッカーなどで可視化することによって、安心して立ち寄ることができると感じています。
子育て、特に乳幼児をお連れの方々が気軽にお出かけできるような環境を整えることができる赤ちゃんの駅というのを導入していくお考えはないかをお伺いいたします。
新たな取組として、赤ちゃんの駅の導入についてであります。
現在本市でも授乳やおむつ替えのできる場所というのは備わっております。公共施設や市内事業所、また、大規模なイベントでは実態があります。しかし、利用者からは実態が把握しづらい現状にあります。市内の公共施設などにのぼりやステッカーなどで可視化することによって、安心して立ち寄ることができると感じています。
子育て、特に乳幼児をお連れの方々が気軽にお出かけできるような環境を整えることができる赤ちゃんの駅というのを導入していくお考えはないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○子どもみらい課長(久徳和久君)赤ちゃんの駅の導入についてであります。
赤ちゃんの駅は、乳幼児の授乳やおむつ替えのできる場所がある施設を赤ちゃんの駅として登録していただき、その情報をホームページなどで公表するとともに、登録施設の目印として、専用のステッカーなどを掲示することで、乳幼児の保護者などが気軽に授乳やおむつ替えができる環境づくりを推進する事業であります。
現在、市内公共施設においても、授乳場所、おむつ替えの場所がある施設はありますが、その情報が可視化されているとは言い難く、民間施設においては、鹿児島県の鹿児島子育て支援パスポート協賛店や民間のママパパマップなどの登録施設については、当該設備のある場所の検索はできるようになっているところであります。
このような中、本市において、子育て世帯を地域で支え、皆さんに分かりやすい、可視化された市内全域の取組として、本事業は有効な施策であると考えられ、乳幼児を抱えた保護者等が安心して気軽に外出でき、また、市内店舗や事業者など、民間施設に協力を求めることにより、地域全体で子育て家庭を支える機運が醸成されることが見込まれることから、事業実施に向けて検討してまいりたいと考えております。
赤ちゃんの駅は、乳幼児の授乳やおむつ替えのできる場所がある施設を赤ちゃんの駅として登録していただき、その情報をホームページなどで公表するとともに、登録施設の目印として、専用のステッカーなどを掲示することで、乳幼児の保護者などが気軽に授乳やおむつ替えができる環境づくりを推進する事業であります。
現在、市内公共施設においても、授乳場所、おむつ替えの場所がある施設はありますが、その情報が可視化されているとは言い難く、民間施設においては、鹿児島県の鹿児島子育て支援パスポート協賛店や民間のママパパマップなどの登録施設については、当該設備のある場所の検索はできるようになっているところであります。
このような中、本市において、子育て世帯を地域で支え、皆さんに分かりやすい、可視化された市内全域の取組として、本事業は有効な施策であると考えられ、乳幼児を抱えた保護者等が安心して気軽に外出でき、また、市内店舗や事業者など、民間施設に協力を求めることにより、地域全体で子育て家庭を支える機運が醸成されることが見込まれることから、事業実施に向けて検討してまいりたいと考えております。
○2番(西田憲智君)ぜひ前向きに検討していただくことを期待したいと思います。
さらには先ほど言いました大規模のイベント会場では設置が可能なんですが、地域での屋外イベントなど、設置することが容易ではないところもあると思います。
今後、避難所などでも活用できる簡易型の組立て式テントというのを備蓄して、貸し出していくなど、そういった取組を進めるお考えはないかをお伺いいたします。
さらには先ほど言いました大規模のイベント会場では設置が可能なんですが、地域での屋外イベントなど、設置することが容易ではないところもあると思います。
今後、避難所などでも活用できる簡易型の組立て式テントというのを備蓄して、貸し出していくなど、そういった取組を進めるお考えはないかをお伺いいたします。
西田のりとも
返答者
○子どもみらい課長(久徳和久君)イベント等における移動式の赤ちゃんの駅、組立てテントとか授乳用椅子、おむつ替えのベッド一式等になるかと思いますけれども、これらにつきましても、本事業実施に向けて、併せて検討してまいりたいと考えております。
○2番(西田憲智君)最後に本市を選んでもらうためのまちづくりを行うには、国の制度の活用や先進的な他市の取組を取り入れながら、本市の特色や独自性をプラスした事業展開が重要であると感じています。
また、その実現には、行政と企業や団体それぞれが強みを生かして主体的な関わりによって、互いがやりがいと達成感を実感できるような、そんな強固な協力体制の構築が必要であると感じております。ぜひこれらの取組を前に進めていただくことを期待したいと思います。
中屋市長が最重要視している人口減少対策は、子育て環境や教育環境の充実が鍵になると思います。これまで議論してきた事業だけではなく、今取り組んでいる子育て施策、支援策や教育環境をさらに深掘りして、もっと魅力的な、もっと効果的なと、もっともっと一つ一つの施策にこだわってもらうことを期待して、私の一般質問の全てを終わりたいと思います。
また、その実現には、行政と企業や団体それぞれが強みを生かして主体的な関わりによって、互いがやりがいと達成感を実感できるような、そんな強固な協力体制の構築が必要であると感じております。ぜひこれらの取組を前に進めていただくことを期待したいと思います。
中屋市長が最重要視している人口減少対策は、子育て環境や教育環境の充実が鍵になると思います。これまで議論してきた事業だけではなく、今取り組んでいる子育て施策、支援策や教育環境をさらに深掘りして、もっと魅力的な、もっと効果的なと、もっともっと一つ一つの施策にこだわってもらうことを期待して、私の一般質問の全てを終わりたいと思います。
西田のりとも